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谷山浩子さん「よその子」より。
歌のイメージイラストを、作品として仕上げたのはこれが初めてです。(作品と呼べるかどうかはともかく;)
谷山浩子さん作詞作曲「よその子」。
アルバム「宇宙の子供」に収録されています。
実は最初は、「宇宙の子供」は私の中では不発で、いまいち物足りない感じがしていたのですが
何度も聴いているうちに、ものすごく大好きになりました。
というより、どうして気づかなかった自分、と自分を罵りたくなるような曲です。
あまりの痛さに涙が出てくる。
どこにいても、誰といても、決して帰る家のない、誰にも迎え入れてはもらえない「よその子」。
温かな家族を羨み、憧れ、嫉妬して憎しみさえ覚え、
それでも、彼らすべての幸せを願える自分でありたいと願う「よその子」。
厳しく、哀しく、優しく、強い歌です。
本当に大好き。
絵は、歌詞の中で、「よその子」が丘の上から街に灯る明かりを見下ろしている場面をイメージしています…。
背景がとっても雑になっちゃった…;せっかくちゃんと描いたのに…。
ちなみにこれ、水彩師匠・ちーちゃんのお宅で塗らせていただきましたvv
2007.3.2