けれど、姫は義高様の許婚でございまする。こんなに大好きでございますのに――
それきり、言葉が接げなくなった。
義高も、この時だけは本当の笑顔になり、私も姫様が大好きで御座います、
お別れなど本当はしたくありません、と答えてくれた。
笑みはとても柔らかだった。
「君の名残を」 第二部流転編より
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「君の名残を」より、義高大姫。
義高の墓前で巴に会い、義高との思い出を大姫が振り返る場面です…(涙)
名残の中でもとりわけ好きな場面です><
厳しい厳しいお話だけれど、大姫と巴が出会えたことは良かったなあって。
そこは、温かいなあと思いました。
とっても切ないのですけれど><
しつこいようですが、義高大姫大好きなのです><
こんなに切ない二人って……
どんな媒体でも、平安末期が描かれると、この二人に注目してしまいます(笑)
本当は某名残企画に投稿したかったのですが、アナログで画像が仕上げられなかったので
断念しました^^; 色々ごまかしすぎなのです^^;
本当原稿って作れない…
ペン入れからして苦手です〜^^;
一応、こうして日の目を見ることになりました(笑)
2006.8.3