このイラストは、「童話物語」ラスト付近の場面を描いたものです。
いわゆるネタバレという要素があるかもしれません。
未読の方、読み途中の方はご注意ください。
大丈夫!という方は、下へスクロールしてくださいv
一生懸命描きました!!
「死んじゃ駄目!!ルージャン!!死んじゃ駄目!!」
「……ペチカ……」 ルージャンは必死に何かを言おうとしていた。
口元に耳を近づけると、途切れ途切れの言葉が聞こえてくる。
「……キャラメルパン……ごめん……な……」
ルージャンの目から、涙が一滴こぼれ落ちた。
第八章 「百年の約束」より。
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とにかく一生懸命描きました!童話同盟様に捧げさせていただいたイラストですv
この場面が描きたかったがために童話強化を始めたと言っても過言ではありません…!
どのページを捲っても、涙が出てしまいそうな「童話物語」。
その中でもこの場面はひと際泣ける場面で…><
涙腺、決壊しました><
どうしようもない溝と時間と困難を越えて、この一言を伝えるためにやってきたルージャン。
最後までペチカを守り通した彼が格好良すぎます…!格好良すぎます…!!(涙)
そして、この後のペチカの炎水晶への言葉がもう…!!
童話物語って、なんて素敵な物語なんだろう…!
もう、一生、一生手離せません><
絵は、構図は大分前から頭にあったのです。
ルージャンの傷ついた足が描きたくて…
でもそもそも人間のパーツの苦手な私には、長い間の困難でした><
腰に負担をかけつつ自分の足を写メで撮ってみたり、全然撮れなくて役に立たなかったり(苦笑)
結局なんとなくで描いてしまいました…^^;
うう、それによく見るとルージャンの顔に対して二人の手がやけに小さかったり(涙)、
本文に反して腹にナイフが突き刺さっていなかったり(でもそれはちょっと描けなかったです><)、
色々不審もあるのですが…;;
それでも、拙いものですが、今まで描いてきた中で、一番のお気に入りになりましたv
最初は左下はペチカのアップにしようかと思っていたのですが、結局はこうしてよかったと思いますv
この絵の加工で、初めて部分的にフィルタが使えることを知りました…。
CG…まだまだ知らないことがいっぱいです…(無知)
ついでに下に元絵などv
↓
実は、血を描くのも楽しかった…です…(危険)
でももっとボロボロにしても良かったのかも…(非道)
背景はやはり色鉛筆の芯を削って何色か落として、ティッシュでゴシゴシぼかしました。
色鉛筆でも広範囲に色が付けられるのが良い!
2005.6.9