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浅倉卓弥氏著 「君の名残を」より、義仲・巴夫妻。
『万感胸に迫る感涙の一作』という書評通りの、感動的な作品でした…!
「時」という大きな流れに翻弄されてしまった人々の、悲劇的な姿を描いた作品。
現代から「時」に呼ばれて過去へ遡り、巴御前となった友恵。
夫義仲(当時駒王丸)の最期を変えるため、時に抗い、悩み苦しみながら歴史を変えようとする…。
ただ一人、大切な人を守るために…。
また、友恵と同じように「時」に呼ばれた武蔵。
武蔵が出会った子どもたちと、生涯を捧げることになる、義経。
義仲・巴の間に生まれた子、義高とその許婚・大姫。
許されざる過去を持ち、「時」に使役される謎の僧侶。
全ての登場人物が魅力的で、そしてそれぞれに悲劇的で…。
でもきっと、それはどんなに悲劇的に見えても、本人たちにとっては納得した上での道だったのだ…。
と、そう思わせる作品でした。
感想が長くなりました;が、こんなものではとても語り尽くせません;;
絵は巴が義仲に法皇襲撃を説いた場面をイメージしています。
このあたりからだんだん涙が止まらなくなってきますです…;
モノクロ絵で申し訳なく;
私如き腕では色も付けられませんでした><